クリーニングの歴史

担当: 歯科医師 渡邉 | 2022.07.22

こんにちは。祐天寺の渡邉です。

夏になり蒸し暑い日々が続きますが、体調は大丈夫でしょうか。

歯周病は現在生活習慣病といっていいほど高い罹患率を出しています。成人の3人に2人が罹患しているとされています。この歯周病の治療・予防していくのがクリーニングです。歯周病の進行状況によって、治療方法は異なりますが、歯周病の細菌を減らす事を目的とします。

クリーニングには歴史があります。約1万年前から食べ物を調理や加工を加え始め咀嚼の必要性が低下したとされます。それにより自浄作用が下がり、歯面にプラークが着きやすくなり歯周病に罹患しやすくなりました。現代では、加工調理された物が普及しており軟らかい食事がメインなので歯周病の罹患率の高さは納得できます。

約1000年前までは歯石の除去をメインに行なっており、ブラッシングは重視されていませんでした。そこから歯周外科という取りきれない汚れを外科的に取り除く概念が生まれました。そこからさらに再生療法という概念が生まれてきました。

歯ブラシやブラッシングが重要とされたのは歯周外科が普及してきたところで、ただ外科を行うだけでなく、汚れを自分で落とせることや事前に綺麗な状態にしておく事が大切だとされました。

歯周病は昔からある病気で、歯がある限り必ず付き纏う病気です。様々な研究で治療方法が進歩しましたが、事前は予防するに越したことはありません。

成人で3人は2人は罹患している病気です。今一度自分自身と向き合い、不安なことが有ればご相談ください。お待ちしております。

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