こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科医師の大島です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。気温も湿度も高いこの季節は、体調を崩しやすいだけでなく、お口の中の環境にも影響を与えることがあります。今回は、そんな季節にこそ考えたい「インプラントと老化」についてお話しします。
年齢を重ねると、歯ぐきが下がったり、骨の密度が低下したりと、お口の中にもさまざまな変化が現れます。こうした変化は、インプラント治療を検討する際にも大切なポイントになります。
「もう年だからインプラントは無理かも…」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には年齢だけでインプラントができないということはありません。
むしろ、しっかりと噛めることは、全身の健康や生活の質(QOL)を保つうえでとても重要です。噛む力が衰えると、食事の楽しみが減るだけでなく、栄養の偏りや認知機能の低下にもつながることがあるといわれています。
インプラントは、失った歯の機能を補う選択肢のひとつとして、入れ歯やブリッジとは異なる安定感をもたらします。
ただし、インプラント治療には、骨の状態や全身の健康状態など、いくつかの条件があります。特に高齢の方の場合は、糖尿病や骨粗しょう症などの持病があることも多いため、事前の検査や医科との連携が大切になります。
また、インプラントを長く快適に使っていただくためには、治療後のメンテナンスも欠かせません。定期的な通院とご自宅での丁寧なケアが、インプラントの寿命を左右します。
エムズ歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせた治療計画をご提案しています。
「年齢的にどうかな?」と迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。私たちが一緒に考え、サポートいたします。
これからも皆さまのお口の健康を守るお手伝いができれば幸いです。どうぞ健やかな毎日をお過ごしください。


