歯磨きでコミュニケーション

担当: 管理栄養士 鳥越 | 2025.08.12

こんにちは、管理栄養士の鳥越です。

暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?しっかり水分補給をして熱中症対策をしましょう。

今回は「こどもの歯磨き」についてお話いたします。

小さなお子さんの歯磨きは、毎日の習慣づけがとても大切です。とはいえ、子ども自身がしっかりと磨けるようになるまでは、保護者の方による「仕上げ磨き」が欠かせません。仕上げ磨きとは、子どもが自分で磨いた後に、大人が丁寧に磨き残しをチェックしながら補助することです。

特に乳歯の時期は、虫歯になりやすい環境が整ってしまいがちです。こどもが甘いものを好む傾向があることや、乳歯は歯の溝が深くて汚れが残りやすいことなどが理由です。仕上げ磨きは、そうしたリスクを減らすための大切なケアのひとつです。

仕上げ磨きを行う際には、子どもがリラックスできる環境を整えることがポイントです。膝の上に寝かせて、優しく声をかけながら行うと、安心感が生まれます。「痛くないよ」「すぐ終わるよ」といった言葉がけも効果的です。歯ブラシは、子どもの口に合ったサイズで、毛先が柔らかいものを選ぶと良いでしょう。

また、仕上げ磨きの時間は、親子のコミュニケーションの場にもなります。今日の出来事を話しながら、笑顔で過ごすことで、歯磨きが楽しい時間へと変わっていきます。無理に押し付けるのではなく、習慣として自然に取り入れていくことが大切です。

仕上げ磨きは、子どもの健康な歯を育てるための第一歩です。毎日の積み重ねが、将来の歯の健康につながります。忙しい日々の中でも、ほんの数分、子どものために時間をとってあげることで、親子の絆も深まっていくのではないでしょうか。

これからも、楽しく歯磨き習慣を続けていけるよう、少しずつ工夫していきましょう。

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