こんにちは。エムズ歯科クリニック能見台 松尾です。
矯正治療というと、「大人になってから」「見た目をきれいにする」というイメージがあるのではないでしょうか。
矯正治療は大きく分けると
こどもの頃に行う1期治療、大人になってから行う2期治療
の2つに分かれます。
1期治療の話を少ししていこうと思います。
まず、1期治療の目的は歯並びを治すことではありません。
歯並びが悪くなる原因を除去して
顎や歯列の正しい発育を手助けする、というのが目的です。
歯並びが悪くなる原因というのは、分かりやすいところでいうと
指しゃぶりなど直接歯に力のかかる癖があります。
実はこれ以外にも、口呼吸、間違った飲み込み(異常嚥下)が
悪い歯並びに関係してきます。
これらの癖は顎の骨の正しい発育を阻害してしまい、歯並びだけでなく顔の印象にも悪影響を与えます。
そして8歳以下ではその影響がとくに大きい、と言われています。
上顎の発育が8歳ころまでにほぼ完了するからです。
口呼吸や異常嚥下は練習で治っていくこともあります。
気になることがありましたら、ご相談ください。