こんにちは、エムズ歯科クリニックの歯科技工士の佐藤です。
まだ暑い日が続きますが体調を崩していないでしょうか?秋の涼しさが待ち遠しいですね。
さて、今回は歯の被せ物の補綴物の種類にあるセラミックという素材についてお話ししようと思います。
セラミックの治療とは虫歯の治療や歯が欠けてしまった歯や亀裂のある歯などの詰め物や被せ物を美しく、
丈夫で白く、歯と親和性が高いセラミックという素材を用いた歯科治療のことで、
天然歯に近い透明感があり審美性の高いことが特徴で、口の中の治療した部分が目立ちにくく自然な口元にすることができます。
また、他のプラスチック素材や金属に比べて表面が滑沢になっており、汚れがつきにくくプラスチックのように吸水したり臭いが付いてしまうこともありません。
金属は吸水や臭いがついてしまうことはありませんが、審美性に劣ることと金属アレルギーの心配があります。
加えて、金属を使用すると金属イオンが溶けだし歯ぐきを黒くしてしまう恐れもあります。
セラミックの治療は、保険診療ではなく自由診療となるため、治療費は高額になりがちですがメリットが多い治療となります。
では次に当院のセラミックの種類を紹介させていただきます。
■セレック ブロック
長石系セラミックでガラス含有量が高く光の透過性が高いのが特徴で強度は140Mpa程度となり噛み合う歯に負担のかけない硬さになります。
■E-max
ニケイ酸リチウムガラスセラミックで強化ガラスセラミックです。光の透過性が高く透明感が強いのが特徴になります。強度は400Mps程度となります。
■ジルコニア
酸化セラミックで光の透過性は前に紹介した二つには劣るものの、強度は1000Mps以上となり多数歯におけるブリッジにも適用しているのが特徴です。
前歯などでは唇側に長石系セラミックを築盛焼成することで、審美性を高めることもできます。
さらに詳細を知りたい方、興味を持たれた方は、是非当クリニックのスタッフにご相談ください。お待ちしております。