こんにちは、エムズ歯科技工士の佐藤です。
日に日に秋が深まる季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は失った歯を治療するインプラント治療についてお話ししようと思います。
まず、インプラントとは体内に埋め込む医療機器や材料の総称で、心臓のペースメーカーや人工関節や体内に埋め込むシリコンなども
インプラントで今回お話しする顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つで、デンタルインプラントと呼ばれます。
インプラント治療はどのようなものでしょうか?
虫歯や歯周病など外傷により歯を失うこと、また、先天的に歯が欠損している場合等、歯が無い場所に義歯を付ける治療方法をインプラント治療と言います。
インプラント治療は一本の歯が無い場合から全ての歯が無い場合まで適用できる治療法です。
インプラントの材質は人の噛む力、咬合力に耐えられる強度があり、生体親和性が高く、骨と結合するチタン合金が使われます。
中にはより骨との結合力を高める為にハイドロキシアパタイトがコーティングされているものもあります。
インプラント治療におけるメリットは、義歯をしっかり固定できることで、残っている両隣りの歯を削ったり、義歯を安定させるためのワイヤーなども必要としません。
残っている歯に負担をかけず、治療することができるのもインプラント治療のメリットとなります。
インプラント治療のデメリットとしては、インプラントを埋入する手術を受ける必要があること、治療期間が長くなること、
また、自由診療となる為、保険治療外なので治療費が高額になってしまうことが挙げられます。
さらに、インプラント埋入部位に十分な骨が存在しない場合、骨を増やす治療をする必要が生じる場合があることもデメリットの1つです。
インプラント治療はメリットも多いですが、もちろんデメリットもあります。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ当クリニックまでご相談ください。お待ちしております。