歯肉の腫れについて

担当: 歯科技工士 佐藤 | 2022.10.15

こんにちはエムズ歯科技工士の佐藤です。

10月になり街路樹の葉も日ごとに彩りを増し少しずつ色づきはじめました。秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様お変わりないでしょうか?

さて今回は歯肉の腫れについてお話ししようと思います。歯肉の腫れを放置しておくと病状が悪化し出血や痛みを伴う場合があります。

歯肉が腫れたり痛みがある場合は歯肉に炎症が起きていると考えられます。炎症の起こる理由はいろいろですが、

よく見られる原因として食べカスや歯石など細菌の繁殖が原因で歯磨きが不十分で歯垢が溜まり歯垢には多くの虫歯菌や歯周病菌が住んでいるため歯肉が炎症を起こします。

まだ適切なブラッシングを数日間続ければ腫れは引いていきます。

食べカスや歯石に付着した細菌による炎症をそのままにしておくと歯周病になっていきます。

歯周病には歯肉炎と歯周炎があり歯肉にだけ炎症が起こっているのは歯肉炎といい、さらに進行が進むと歯を支える骨が溶けていくのが歯周炎といいます。

腫れている部分がやわらかい場合は歯周病の可能性が考えられます。

歯肉からの腫れだけでなく出血した場合は歯周病の疑いがあり歯周病は初期の自覚症状が少なく病気です。

進行が進むと歯肉が赤く腫れ炎症がひどくなると膿や出血したりします。歯磨きなどブラッシングしただけで出血する場合は歯周病が進んでいる場合があります。

歯肉の出血や腫れ、痛みを伴う場合は早めに歯科医院を受診しましょうブラッシングの仕方やケアグッズの見直しなどで症状が改善する場合があるためです。

歯肉の腫れや出血の原因の歯垢は歯磨きで除去できれば改善するのでいつもより毛先のやわらかい歯ブラシで丁寧にブラッシングすること。

歯磨き粉やマウスウォッシュは刺激の少ないものを使用し、歯周病用の歯磨き粉やジェルタイプのものがオススメです。

歯磨きの時の歯肉のマッサージも血液の循環を改善する目的で優しい力で歯肉の際の部分や歯肉をマッサージするように磨きましょう。

歯肉の腫れや出血を予防するには日々のケアが重要で口の中を清潔に保つことが重要です。

 

歯科医院で定期的に歯石を除去し、虫歯や歯周病を予防することをオススメします。

何かわからないことがあれば当クリニックスタッフまでご相談ください。お待ちしております。

 

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