調理の工夫

担当: 管理栄養士 平山 | 2022.10.27

こんにちは、エムス歯科クリニック弘明寺のトリートメントコーディネーター兼管理栄養士の平山です。

肌寒い日も増えて、秋~冬を感じる季節になりました。
食欲の秋はついついたくさん食べてしまいますね。

さて、今回は入れ歯を使うことで食べにくくなってしまう食べ物をより食べやすくする調理の工夫についてです。

代表的なものをいくつかあげていこうと思います。

・肉
お肉は、分厚いほど噛むためには力が必要になります。
トンカツなどの厚みがあると美味しいですが、薄切り肉を重ねると柔らかく非常に噛みやすくなります。
酢豚やカレーなどの角切り肉は、薄切り肉をくるりと巻き、一口大に切ります。
お肉を食べるときに噛みやすいのは、ひき肉です。
工夫して肉団子などにするとたべやすくなります。

・魚
身がパサパサしていると口の中でまとめることが難しかなると食べにくいかと思います。
このような魚はムニエルなど油を使ったり
あんかけ、煮魚で煮汁に片栗粉でとろみをつけるなどまとまりをもたせると良いです。
タコやイカなどは繊維がとても固いため、断ち切るように表面に切り目を入れるとやわらかくなります。

・野菜
葉物野菜は柔らかい葉の部分を使うといいと思います。ですが、そのままではペラペラと薄くて噛み切りにくいので、柔らかく茹でたものを巻いて輪切りにするとより食べやすくなります。
セロリやごぼうなど繊維の多い野菜は、先ほどのように繊維を断ち切るように、繊維の流れと交差する向きで切るとやわらかくなります。

・きのこ
えのきやエリンギは繊維がとても固いので、きのこ類でもしいたけやしめじ、まいたけが食べやすいです。

このように入れ歯などで食べにくくなってしまっても、調理の工夫で少しでもたべやすく工夫をしてあげましょう

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