こんにちは。エムズ歯科弘明寺の栗山です。

今回はインプラントについて話したいと思います。

インプラントとは顎の骨に人工の歯の根を入れる処置です。

人工の根(フィクスチャ―もしくはインプラント体)の材料には生体への親和性と強度の高さから医科でも用いられているチタンが主に使われており、オッセオインテグレーションという現象によって人工の根と顎の骨がくっつくことで歯として使えるようになります。

歯を失くした際の治療には他にもブリッジや入れ歯がありますが、何故インプラントが推奨されるのでしょうか。

それは3種類の治療法の内、インプラントは人工の根という言葉の通り、顎の骨と繋がっている歯の根っこと同様に噛む力をインプラントで受け止められるようになる、つまり歯そのものを取り戻すことに近いからです。

ブリッジはあくまで失った歯の部分に掛かる力を他の歯に分散させている方法であり、入れ歯に至っては噛む力を受け止めにくい歯茎で噛むようにする方法であるため、いずれも残った歯に対して負荷をかけることになってしまうので、噛める歯を作るインプラントが推奨されるということです。

もちろん、ブリッジや入れ歯が不良というわけではないですし、諸事情でインプラントが出来ないということも十分有り得るので、目的に応じて使い分けることが最も重要になります。

インプラントを含めた失った歯を埋める治療には治療期間が長くなるケースもあるため、プランニングが極めて重要になります。当院ではしっかりと期間やコスト・選択肢を含めたプランについてのご説明をさせて頂いたのち治療を進めます。

お困りの際に是非ご相談下さい。スタッフ一同お待ちしております。