こんにちは。

エムズ総合歯科クリニック東中野所属に所属している、歯科医師の佐橋です。

長い夏も終わり肌寒くなってきましたね。

季節の変わり目は体調を崩しやすいですからお気をつけてください。

今回は保険対応の白い詰め物に関してです。

今までむし歯を除去した後にできる詰め物は、銀のものだけでした。

銀の詰め物は合着といって、歯と詰め物の間にセメントを入れることで摩擦で保っています。

このセメントの噛み合わせによって、力がかかり砕けることで徐々に溶けていってしまうため、

最終的には歯と詰め物の間に隙間ができてしまい、再度むし歯になってしまうことが多くありました。

そんな銀の詰め物と比べて、最近保険適応になった白い詰め物は、

歯としっかり接着し、隙間ができにくいため、むし歯になりにくいと言われています。

患者様にとっても銀よりは白色の方が見た目が良くなるという、大きなメリットがあると思います。

そのため、エムズ歯科クリニックでは、現在ほとんどの保険治療に白い詰め物を使用しています。

ただ、第二大臼歯と言われる一番奥の奥歯だけは、白い詰め物が保険適応ではありません。

その部分に関しては保険適応の銀の詰め物にするか、自由診療からセラミックを選択していただいています。

自由診療の料金例は以下のリンクからご確認ください。
https://ms-dental.com/price/inlay.html

ほとんどの場合において銀より優れた材料のため、今銀歯がある方はやりかえを考えてみてもいいかもしれません。

本日は保険適応の白い詰め物についてでした。

他にも何かお困りのことがあればいつでもご相談くださいね。