こんにちは、エムズ歯科クリニックで歯科技工士をしている石井です。

暑くなってきましたね。節電をうたわれていますが、無理をせず素直にエアコンをつけましょう。熱中症になって病院行きになってしまうとエアコンの光熱費よりかかってしまいますからね！

さて今月は小児矯正についてのお話です。小児矯正は成人の矯正治療とは少し異なっています。成人は顎の骨格的成長が終わっていて歯並びも完成しています。そのため歯並びを治すことがメインとなっています。対して小児矯正は歯並びと顎の不調和を改善しやすい適切な時期に早期にコントロールすることです。そうしてのちに続く永久歯列の矯正治療をスムーズに行えるようにすることです。

さて、この小児矯正には一期治療と二期治療があります。一期治療を受ける年齢は６、７才までに開始することが一般的です。この年齢は子供の歯から大人の歯に生え変わっていく時期であり、歯並びを治す上で適齢期となっています。一期治療の主な目的は顎骨の成長を正常に促すことです。二期治療は１２才あたりから開始するのが一般的です。永久歯も生えそろい顎の骨の成長もピークを越えています。顎の成長を促したことでここできれいな歯並びに調整していきます。

小児矯正のご相談はなるべく早い時期に行うのがおすすめです。何らかの異常や気になる点がありましたらすぐにご相談を！

※矯正治療は自費診療となっております。