こんにちは!エムズ歯科クリニック東中野、管理栄養士の小川です。
寒さが厳しい毎日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
暖かくなってくる季節が待ち遠しいですね!
さて、先日私は管理栄養士の講義があり、フレイルについて学びました。
フレイルとは、加齢による体力の低下によって心と身体の働きが弱くなってきた状態のことです。
その講義の中で、「オーラルフレイル」という言葉を耳にしました。
皆さんは、「オーラルフレイル」をご存知でしょうか?
オーラルフレイルとは、口の筋力が低下することで口の機能低下、食べる機能の障がい、さらには心身の機能低下までつながる負の連鎖に警鐘を鳴らした概念です。
マスク生活が当たり前になっている今、表情筋を動かさなくなったり、息苦しさから口呼吸になっていませんか?
これによって、口の周りの筋肉が衰えてしまうのです!
オーラルフレイルはある日突然起こるわけではなく、徐々に起こってきます。また、全ての人に必ずしも起こるわけではありません。
若いうちから歯を悪くさせず、しっかりと噛める状態を保っておくことで、オーラルフレイルになるのを防ぐことが可能です。
・きのこ類、海藻類、根菜類など食物繊維を豊富に含むもの
・乾物、弾力のあるイカや肉など噛み応えのある食材
これらを意識して、噛む回数を少しずつ増やしましょう!主食はご飯がお勧めです。玄米や発芽米、胚芽米にすると、さらに噛む回数が増え、ビタミンや食物繊維の摂取に も繋がります。
日頃から口の中の健康を保つことも大切です。
毎食後の歯磨きや定期的なクリーニングで、口の中を健康に保ちましょう!