こんにちは。歯科助手の松崎です。
コロナウイルスが流行して、マスク生活も3年が経ちました。
まだまだ感染者が増えている一方で、実はある要因が重なって、顎関節症で来院する人が急増しています。
顎の関節の特徴は、かかる負担の強さよりも、長時間かかる方がダメージが大きいといわれており、その要因のひとつとして、コロナ禍によるスマホの長時間利用があげられています。
スマホを操作しているうちに、自然と猫背になってしまい、顎が前にずれた状態になります。
歯は接触していないのが正常で、上下の歯が接触している時間は、1日に20分程度です。
しかし、下を向くことで無意識に噛みしめてしまい、歯や顎に負担がかかるのです。
もし、今あなたが「口を大きく開けづらい」「顎から音が鳴る」などの症状を感じたら、指を3本縦にそろえて、自分の口に入るかどうか試してみてください。
余裕がある方は大丈夫ですが、少しでも痛みを感じたら危険信号です。
発症しても、すぐ2週間以内に治療を開始すると治りが早いといわれているので、症状が3日以上続いたら、当院を受診してください。
検診でお待ちしております。