皆さんこんにちは!
エムズ歯科クリニック東中野本院所属、歯科医師の高橋です。
最近すっかりと寒くなってきて日中と夜の寒暖差が激しくなってきましたね。
体調管理には一層気を付けなければいけない時期ですので、くれぐれも皆さんご自愛ください。
さて今日は、歯科医院で取り扱う様々な歯科材料の中で、白い材料についてお話していきたいと思います。
一口に白い材料と言ってもどんな材料?値段は?と、すぐイメージできる方は少ないのではないかと思います。
実際に自分も、この仕事に就くまではさっぱり分からなかったです。
今回は分かりやすくお伝えするために、
白い材料とは金属ではない材料と定義した上で、保険診療に分類される材料について話していきます。
基本的には保険診療(コンポジットレジン、強化型プラスチック)と、自由診療(セラミック)という枠組みに大別されます。
むし歯ができた時に適切に削ってむし歯を取り除いた後、その穴の部分を治す(補綴)する際に選ぶものとして、
コンポジットレジンや強化プラスチックがあります。
コンポジットレジンや強化型プラスチックは、小さいむし歯や比較的大きなものであっても、
インレーという詰め物の形状にすることで治療に応用することができます。
近年は材料の進化も著しいです。
しかし、あくまでもプラスチックが大部分を占める材料であるため、
強度的には歯科材料の中でも弱い方なので、長期間の予後を考えると少し心許ない材料とも言えます。
さていかがだったでしょうか?
歯科医院には行くけれど、どんな材料があるのかあまりイメージがなかった方も、
これをきっかけに少しずつ興味関心を持って、かかりつけの歯科医院の先生に治療の際に自ら質問してみるのもいいと思います!
正しい知識をつけて健康な口腔内を作り上げていきましょう!