歯科治療の変遷

担当: 歯科医師 津田 | 2021.07.13

こんにちは。

東中野医院歯科医師の津田です。

本日は歯科の歴史を簡単にお話しようかと思います。

ここ数十年で日本の歯科治療は大きく傾向が変わってきました。今から30年以上前の昭和の時代の歯科治療はDrilling and Fillingと揶揄されるように「むし歯を削って人工の材料を詰める」が歯科治療のほとんどでした。その背景には国民全体のむし歯が多すぎて、それ以外に手が回らないというのがありました。後にこの時代のことをむし歯の洪水なんていう先生もいるほどです。

それから歯科業界の尽力により国民全体の口腔内に対する意識は大幅に向上し、今では小児でむし歯がある方が少数というところまで来ています。そうするとむし歯の治療に追われなくなった歯科業界は「予防」という本来目指すべきところへシフトしていっています。

当たり前ですが、病気になりたいなんて人はいません。むし歯になったから治すという何十年前の発想からそもそもむし歯にならないようにするという予防の発想を持ち、自分の口腔内(からだ)は自分で守るという意識のもと、歯科医院を上手に予防に使ってもらえれば私は嬉しいです。

では良い一日を。

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