子供の初期虫歯

担当: 歯科助手 島崎 | 2021.09.07

こんにちは、東中野で助手をしています島崎です。

今回は、子供の初期の虫歯についてお話していこうと思います。

子どもの歯を見て、白く濁っているところがありましたら、

それは初期のむし歯によるものか、

もうひとつは、エナメル質形成不全というものです。

今回は初期むし歯についてお話ししようと思います。

むし歯のイメージというと、黒く穴があいている歯を想像されると思いますが、初期虫歯がこの白濁になります。

この白濁のことを、ホワイトスポットと呼びます。

歯にはカルシウムをはじめとする色々なミネラルが含まれます。

このミネラル成分が溶け出す脱灰ということが起こると、歯は光沢を失い白く濁ります。

これが進行すると、少しずつ穴があいて黒くなり虫歯になります。

しかし、脱灰が起こったら必ずしもむし歯になるわけではなく、歯には再石灰化というメカニズムがあります。

再石灰化とは、唾液中に含まれるカルシウムやリンで歯の表面を修復することです。

 ホワイトスポットが浅ければ、削らずに再石灰化を促すことができれば改善できる可能性があります。

必要なのは、しっかりとしたブラッシングです。

歯科医院ではブラッシング指導をして、その上で牛乳由来のカルシウム成分を含むMIペーストの使用をお勧めします。

しっかりとしたブラッシングとペーストを使い続けることにより、むし歯になりにくい丈夫な歯になります。

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