被せ物の着色

担当: 歯科技工士 竹林 | 2022.01.01

こんにちは、エムズ歯科クリニック技工士の竹林です。

今年は寅年ですね。寅といえば寅の日をご存知でしょうか?

金運アップの日らしく月に数回あります。この日に宝くじを買うのも良さそうですよ。

 

では今回は、「被せ物の着色」についてお話します。

被せ物も着色するの?と思われる方もいると思いますが

着色するものと着色しないものがあります。

 

被せ物の種類は大きく分けて3種類あります。

金属と強化プラスチックとオールセラミックスです。

この中で強化プラスチックがどうしても着色してしまいます。

 

極端な例ですがプラスチック製の皿と陶器の皿でカレーライスを食べた後に皿を洗ったとします。

陶器の皿はキレイに洗い落とせるのに対し、プラスチックの皿は色が少し残ってしまいますよね。

プラスチックは材質的に着色してしまうものなんです。

 

ただ歯科で扱う強化プラスチックは色調安定性の考慮もされた材料のため、

簡単には着色しませんが年月とともに着色していきます。

保険適用の白い被せ物のCADCAM冠も強化プラスチックになり、こちらも着色はおこります。

余談ですがCADCAM冠はコンピュータで被せ物の形を設計し、機械でそれ通りにブロックを削り出して作った被せ物です。

 

着色しない被せ物にはオールセラミックス(100%セラミックのもの)があります。

こちらは保険適用外の自費診療になります。また金属も見ての通り着色とは無関係です。

 

このように被せ物には着色するものとしないものがあります。

着色するといっても歯科用材料のため簡単に着色はしないため、安心して使って頂きたく思います。

被せ物について気になることがありましたらエムズ歯科クリニックにお越しくださいませ。

皆様の健康な生活のお手伝いができれば幸いです。

 

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