デンタルフロスの正しい使い方

担当: 歯科医師 藤原 | 2024.03.31

こんにちは、エムズ歯科クリニック磯子、歯科医師の藤原です。最近は少しずつ日が長くなってきたように感じられます。

今回は歯磨きの際に使う、「デンタルフロス」について少しお話します。

実は、歯ブラシだけでお口の中をすべてきれいにすることは、とても難しいです。

歯の表側裏側や噛み合わせ部分をきれいにすることはできますが、歯と歯の間にはなかなか毛先を充てることが出来ません。そんな隙間の小さい歯と歯の間には、デンタルフロスがとても有効です。

今回は糸状のデンタルフロスについて正しい使い方を、少し詳しく説明していきます。

まず、使用する際は大体40㎝くらいの長さに切ると使いやすいです。短すぎたり、長すぎたりすると動かしづらくなってしまいます。

歯に沿わせてのこぎりのように前後に動かしながら歯と歯の間に入れていきます 。

次に、歯と歯の接している部分を過ぎたら、まず手前の歯の歯肉の中に糸が隠れるくらい入れて、接している部分まで歯面に沿わせて掻き出すようにします。

続いて奥側の歯の歯肉の中に糸が隠れるくらい入れて、同様に接している部分まで歯に沿わせて掻き出すようにし、最後にまたのこぎりのように前後に動かしながら糸を取り出します。

かぶせ物をしていて、歯と歯がつながっている場合、糸状のデンタルフロスを針穴に糸を通すように入れて、歯面に沿って動かすと、ブラシでは取り切れない汚れも落とすことが出来ます。

デンタルフロスは糸状のものだけでなく様々な種類があります。自分に合ったものを見つけて、歯ブラシだけでなく、フロスも上手に使って歯を磨けるようになれば、よりお口の中を清潔に保つことが出来るので、ぜひ正しい使い方をしてみてください。

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