保険で出来る白い歯について

担当: 歯科技工士  河原 | 2023.11.13

こんにちは エムズ歯科クリニック歯科技工士の河原です。

10月上旬まで暑かった日々が嘘のように過ごしやすい季節になりましたね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

気温も低いせいか夜の星や月が一段とキレイに見えます。

さて今回は月同様に保険で出来る白い歯についてお話しさせて頂こうと思います。

私達歯科技工士はクリニックで治療を行い被せ物や詰め物の形成をされた歯型の模型を基に

保健であれば金属やレジンといった材料を使い、自費であればセラミックといった材料を使用し製作します。

近年、CAD/CAM冠というものが保険適用となり保険で金属ではなく白い材料を使用することができるようになりました。

CAD/CAM冠というのはレジンとセラミックを混ぜ合わせた『ハイプリッドセラミック』と呼ばれる材料を使用します。

具体的には歯型の模型をコンピューターで読み取りデータ化し、ミリングマシンと呼ばれる機械で歯の被せ物や詰め物に設計したものを削り出します。

そして削り出されたものを調整し、研磨し完成となります。

新たに保険適用となったCAD/CAD冠にもメリット・デメリットがあります。ではどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリットにはコンピュータを使って製作するので従来の保険のものより適合精度が良いものができます。適合が良いということ言うことは虫歯になりにくいということになります。

金属を使用しないので金属アレルギーのリスクもありません。また、材質の一部にセラミックが含まれていますので強度もあり、硬さが天然歯に近いので

対合の歯の負担を減らすことができます。

では、デメリットとは何があるかと言いますと、奥歯の一部で条件に合わない歯は保険適用となりません。

また、材質の一部にセラミックが含まれているとはいえ、保険の金属程の強度はなく、自費のセラミック程の美しさはありません。

また、保険適用のもののため審美目的の治療は対象外となります。

CAD/CAM冠にもこのようにメリット・デメリットの両方を伴いますので治療法を選択する際にはそれぞれの特徴を正確に把握することが大切になります。

詳しくは当院の先生、もしくはスタッフにお尋ねください。

お待ちしております。

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