こんにちは。トリートメントコーディネーターの川仁です。
雨の日が多いですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は毎朝、通勤途中に見る紫陽花に癒されています。
さて、今回は歯周病と栄養についてのお話です。
長期間に渡って歯周病の治療を受けている。歯磨きを頑張っていても、なかなか歯周病が良くならない。
そういった方は、もしかするとの食生活の見直しが必要かもしれません。
歯周病というとまず思い浮かぶのは歯茎だと思います。
歯茎の約60%はコラーゲン線維です。コラーゲン線維は「タンパク質」を原料に作られます。
また、タンパク質からコラーゲン線維が作られる際に、「ビタミンC」が使われます。
タンパク質は「肉、魚、卵、大豆製品」に多く含まれます。
ビタミンCは「野菜や果物」、特に柑橘系の果物に多く含まれます。
ビタミンCを摂取する手軽でおすすめな方法は、果汁100%の”オレンジジュース”です。
歯周病が進行すると、歯を支えている骨まで溶かしてしまいます。
そういった方は、骨の材料になるようなものを摂ると回復を助けられます。
骨の原料は、皆さんご存知の「カルシウム」です。
腸でカルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」も一緒に摂ってあげると良いでしょう。
カルシウムは、「乳製品、大豆製品、海藻、骨ごと食べられる小魚」に多く含まれます。
ビタミンDは「魚、きのこ」に多く含まれます。
カルシウムとビタミンDをセットで摂れる、おすすめのレシピは”鮭ときのこのミルクスープ”です。
今回は、歯周病と関連のある栄養素についてご紹介しました。
ご質問・ご相談等ございましたら、当院管理栄養士もおりますので、お気軽にお声がけください。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。