こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台の院長の長谷川です。
すっかり春らしくなってきましたね。花粉も結構飛んできていて、スギ花粉症になってしまった私としてはツラい季節がやってきました。早め早めの対策で、予防していきましょう。
ところで皆さん、デンタルフロスは毎日使っていますか?歯ブラシだけでは磨ききれない歯間の汚れを落とすためには、デンタルフロスは欠かせません。しかし、種類も多くてどれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デンタルフロスの成分、効能、当院のおすすめ製品について詳しく解説します。
① デンタルフロスの成分と効能
デンタルフロスの主な成分は、ナイロンやテフロンなどの繊維です。ワックスコーティングされたものや、フッ素やキシリトールなどの成分が配合されたものもあります。
・効能
歯間に入り込んだ食渣や歯垢を除去し、虫歯や歯周病を予防する効果があります。それにより、口臭の予防にも繋がります。
・使用上の注意点
無理に力を入れすぎると、歯茎を傷つけてしまうので、優しく歯間に入れましょう。
最初はうまく使いこなせないかもしれませんが、練習することで上手に使えるようになります。
② デンタルフロスの種類
デンタルフロスには、様々な種類があります。自分の口の中の状態に合っているものや、使いやすいものを選択しましょう。
・ワックス付きフロス:滑りやすく、歯間に挿入しやすい
・ホルダー付きフロス:持ちやすく、使いやすい
・ノンワックスフロス:ワックス付きより歯垢をしっかり絡め取る
・スーパーフロス:先端が固くなっているため、ブリッジの下などの歯垢も除去できる
③当院のおすすめ製品
・ルシェロフロス(GC):
マイクロファイバーの応用により、高いプラーク除去能力を誇ります。やわらかな使用感で歯肉を傷つけにくいのが特徴です。
・DENT.EX ウルトラフロス(LION):
Y字型ホルダーで奥歯にも使いやすく、高耐久なのが特徴です。低摩擦力の「テクミロン」を採用しており、繰り返しの使用が可能です。
・リーチデンタルフロスワックス(J&J)
ワックス加工で歯間に入りやすく、フロス初心者の方にもおすすめです。
フロスは、歯ブラシだけでは取り切れない汚れをとるために、必須のオーラルケアアイテムです。使い方がわからなかったり、自分に合うフロスがわからない等ありましたら、当院の歯科医師や歯科衛生士にぜひご相談ください。