こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台の院長の長谷川です。
2025年が始まりましたね。新しい年を迎え、何か目標を立てられましたでしょうか?『一年の計は元旦にあり』ということわざがあるように、今年一年はご自分で考えた目標を頑張って達成してみるのはいかがでしょうか?
私たちも皆さまの目標達成を応援しています。
さて今回は、歯の健康を維持するためにとても大切な「歯周病予防」についてお話していきます。
歯周病は、歯を支えている歯周組織(歯槽骨、歯根膜、セメント質など)が細菌によって破壊されてしまう病気です。
放っておくと歯がぐらついてしまい、最終的には抜歯になってしまうこともある恐ろしい病気なのです。
歯周病の原因は?
歯周病の原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。歯垢の中にいる細菌が作り出す毒素が歯周組織を破壊し、歯周病を引き起こします。
歯周病の症状
歯周病は初期の段階では自覚症状がないことが多いですが、進行すると以下の症状が現れることがあります。
- 歯ぐきが腫れる
- 歯ぐきから出血する
- 口臭が気になる
- 歯が浮いた感じがする
- 歯がグラグラする
歯周病の予防方法
歯周病は、一度なってしまっても完全に治すことは難しい病気です。しかし、正しい予防方法を実践することで、歯周病の進行を遅らせたり、発症を防いだりすることができます。
1. 正しい歯磨き
歯周病予防の基本は、毎日の丁寧な歯磨きです。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間や歯と歯肉の境目も丁寧に清掃しましょう。
2. 定期的な歯科検診
歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、歯周病のリスクを低減することができます。
3. 食生活の改善
甘いものや炭水化物ばかりの食事は、歯垢がつきやすいので注意しましょう。バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンやミネラルを積極的に摂取しましょう。
4. 喫煙を控える
喫煙は、歯周病を悪化させる原因の一つです。禁煙することが理想ですが、難しい場合は減煙を心がけましょう。
歯周病予防は全身の健康にもつながる
歯周病は、歯の病気だけでなく、糖尿病や心疾患などの全身の病気とも深く関わっていることがわかっています。歯周病を予防することは、全身の健康を守ることにつながるのです。
まとめ
歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。日頃から歯の健康に気をつけ、定期的な歯科検診を受けるようにしましょう。もし、歯周病の症状に心当たりのある方は、当院までご相談ください。