こんにちは。
元住吉でトリートメントコーディネーター/管理栄養士をしている佐藤です。
今日はハロウィンですね。
日本は諸外国ほど盛大なイベントではないですが、
ハロウィンらしい食事をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、今日は歯科医院の治療と関わりのある栄養についてご紹介します。
皆様は歯周病という病気を聞いたことはありますか?
歯周病は程度の差はあるものの、成人の8割以上が罹患している病気だと言われるほど、
実はとても身近な病気なのです。
歯周病とは、歯茎に汚れが溜まることで歯茎に炎症が起きたり、
進行していくと歯茎の中にまで歯周病菌が入りこみ歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしてしまったり、
最悪の場合、歯を支えられなくなり歯がグラグラになってしまい、
歯が抜けてしまったり、抜かなければいけなくなってしまったりすることもあるのです。
歯周病にかかっていても痛みを伴わない方も多く、気づかないうちに進行しているということもあるのです。
そんな歯周病ですが、この病気が栄養と関わっていることはご存じでしょうか?
まず、歯周病の予防や治療に必要なのは、健康な歯茎を維持すること、健康な歯茎に改善することです。
歯科医院では歯茎についてしまった汚れを除去する治療を行うことは出来ますが、
健康な歯茎を人工的に作るということは難しいです。
ご自身の組織である歯茎は、ご自身が食事などから摂取した栄養がもととなり形成されるのです。
つまり、歯周病の予防や治療には、ご自身の栄養状態を整えることが大切であると言えます。
また、歯周病は生活習慣病の1つとも言われており、
歯周病に罹患している方は糖尿病のコントロールが不良になるという報告もあります。
一見、関係ないように思われがちな歯科治療と栄養ですが、
このようにとても関わりがあるのです。
今回は歯周病と栄養の関係について記載しましたが、他にも歯科治療と栄養が関わっていることがあります。
エムズ歯科クリニックには多数の管理栄養士が在籍しており、
歯科治療に関わる栄養のご相談をすることが可能です。
お困りのことがある方は、是非エムズ歯科クリニックにご来院ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。