デンタルフロスを使うメリット

担当: 歯科技工士 小澤 | 2024.03.23

こんにちは、歯科技工士の小澤です。

春が近づいてきましたね。

春は暖かくて気持ちがよく好きな季節ではあるんですが、私は花粉症なのでつらい季節がでもあります。

春は好きですか?

 

さて、今日はデンタルフロスの事を書いていこうと思います。

多くの人は歯ブラシでの歯磨きは行っていると思いますが、デンタルフロスを使用している人は意外と多くないように思います。

歯ブラシで十分綺麗になっていると思っている方に、デンタルフロスを使うメリットをご紹介します。

 

歯ブラシのみで歯磨きをした場合、お口の中全体の歯垢を60%程度しか落とすことは出来ないと言われています。

歯ブラシが届かない歯と歯の間や、それ以外の歯ブラシが届きにくい場所には歯垢が残ってしまいます。

デンタルフロスは歯と歯の間の歯垢を取り除く事ができますので、歯ブラシとデンタルフロスを併用することでお口の中の歯垢を80%程度落とす事が出来ると言われています。

歯垢が口の中に残してしまうと、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まります。

虫歯や歯周病の原因となる歯垢を、デンタルフロスで少しでも多く落とす事でその予防に繋がります。

また、食べかすや歯垢は口臭の原因にもなりますので、デンタルフロスで口臭の元を除去する事はとても効果的です。

また、デンタルフロスを使用していていつも引っかかる場所などは、初期の虫歯や詰め物の不具合の可能性があります。

なかなか鏡で見ただけでは分からないお口の中のチェックにも役立ちます。

 

デンタルフロスの使用頻度は、1日1回程度を目安のにすると良いでしょう。

やりすぎると歯肉を傷つけてしまう可能性もありますので、効果的とされている就寝前に行うのが良いでしょう。

就寝中は唾液が減り虫歯や歯周病の原因である細菌が増えやすい環境になる為、就寝前に少しでも口腔内を清潔にしておくと効果的です。

ただ、食後などに食べ物が歯と歯の間に詰まってしまい、取り除きたい場合に部分的に使うのは良いと思います。

 

デンタルフロスには色々な種類がありますし、使い方もそれぞれ違います。

また、歯ブラシやデンタルフロスだけではどうしても綺麗にできない部分もあると思いますので、ぜひ歯科医院でのクリーニングやデンタルフロスの種類や使い方をご相談してみてください。

 

では、季節の変わり目ですので体調に気を付けてください。

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