唾液と口臭

担当: 歯科技工士 小澤 | 2024.02.26

こんにちは、歯科技工士の小澤です。

年が明けた1月は、新年会や挨拶回りなど人と会う機会が多かったと思いますが、そろそろ落ち着いた頃でしょうか?

人と会うときは身だしなみに気を遣いますよね。

その中で、口臭は自分で気が付きにくいので結構気になりますよね。

今日は口臭の原因と予防方法について書いていこうと思います。

 

不快な口臭の原因のほとんどは、剥がれ落ちた粘膜のカスや、食べカスなどに含まれるタンパク質が口の中にいる細菌により、分解され発酵する過程で出るガスだと言われています。

それは唾液の分泌量にも大きく影響されます。

唾液には口の中の洗浄や自浄の作用がある為、唾液が減って口の中が乾燥する事で自浄作用が低下して、タンパク質を分解する細菌が増えるので、口臭が強くなる原因となります。

また、朝起きたときや長時間食事をとっていないとき、緊張している時やストレスを強く感じている時、ホルモンバランスが崩れた時なども、唾液の分泌量が減り口臭が強くなります。

 

では、どのように予防していけば良いでしょうか。

口臭の多くの原因が唾液の分泌量と関係があるので、唾液量を減らさない工夫が必要だと考えられます。

唾液は噛んだり話したり、口を動かす事で唾液腺が刺激されて分泌されます。

次のことを心がけると良いでしょう。

・規則正しい食事をし、よく噛んで食べる。

・長時間食事が取れない場合は、ガムを噛むなどして唾液の分泌量を増やす。

・人と会話をして、口を動かす。

・適度な運動をしてストレスを減らす。

・十分な睡眠をとり、疲れを残さないようにする。

 

タバコやアルコール、ニンニクなどの摂取も原因として考えられます。

気になる方はそれらを少し控えると解決するかもしれません。

 

口臭とともに鼻や喉、胃腸などの病気の症状がある場合は、該当する医療機関に相談すると良いと思います。

 

外出先での一時的な対策としては、ミントタブレットや口臭スプレーなども有効になると思います。

 

それでは、健康的な生活リズムで口臭を減らして行きましょう。

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