保険適応の白い材料とは

担当: 院長 飯塚 | 2023.11.15

こんにちは

エムズ歯科クリニック元住吉の歯科医師の飯塚です。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

だんだんと冬に近づき、朝方は冷え込むようになってきました。

体調にはくれぐれもお気をつけて、日々をお過ごしください。

さて話は変わりますが、みなさんのお口の中に一つでも銀歯は入っておりますか。

またそれに対し、見栄えが気になるから治したい、とお困りの方いませんか。

ということで、今回は白い被せ物についてお話ししたいと思います。

ちなみに、部位によっては白い被せ物を保険で治せるのはご存知でしょうか。

まずはそのお話をしていきます。

保険適応の白い詰め物・被せ物をCAD/CAM冠、CAD/CAMインレーといい、ここ2-3年で保険適応となりました。

そのため比較的安価に白い被せ物・詰め物を入れることができ、メタルフリーの治療を受けやすくなった、とも言えます。

ただし、どの部位にも白い材料が適応というわけではなく、また早期に割れてしまったりと注意が必要な部分もございます。

それについてもう少し詳しく解説していきます。

基本はすべての歯にCAD/CAD冠・インレーを用いることができますが、一部条件付きで適応になる箇所がございます。

それが第1大臼歯(6番目の歯)で、その適応条件は第2大臼歯(7番目の歯)が上下左右に全て残っていること、と決められています。つまりは第2大臼歯が1本でも喪失している場合は適応にはなりません。

また、噛む合わせが強い方、歯軋りや食いしばりのある方も注意が必要です。

CAD/CAMはセラミックス(※自由診療の材料、保険適応外の材料)と比較し、

①機械的強度に劣る、つまりは割れやすい

②経年劣化をする、つまり色味が変化する

③柔らかいために歪みが生じ、外れやすい

④色味は白くなるが、透明感はなく色調は単色で、天然の歯っぽくない

⑤傷がつきやすく、そこにプラークなどが付着しやすい

といった欠点がございます。

ですのであくまでも、保険適応の材料である、といった認識で選ばれる方が良いかと思います。

最後に、このブログを読み、銀歯の見た目が少しでも気になっている方がいらっしゃいましたら、是非一度当院にお越しいただけますと幸いです。

また上記の内容関係なく、お口の中でお困りのことございましても、同様に当院にお越しください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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