歯の選択

担当: 歯科技工士 小澤 | 2022.08.14

こんにちは、歯科技工士の小澤です。

夏もそろそろ終わりが近づいてきましたね。

思い出に残るような事はありましたか?

私は、親しい友人数人と久しぶりに会う事ができ、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

私は職業柄友人から、歯を治す予定なのでどんな素材を選択すれば良いか教えてほしい、という質問を受ける事が多いです。

正直、本人が何を求めているかによって答えが変わってくるので、即答でコレ!という答えは出せません。

ですが、もし自分が治療すると仮定するのであれば、私は白いセラミックの歯を選択します。

 

理由としてはまず、見た目が自然な事です。

患者様の天然歯に近い色や透明感や質感を再現しやすく、個性的な色の歯でもある程度なら再現できます。

審美性を重視する方は、重要なポイントなのではないでしょうか。

 

次に、色の変化が少ない。

保険適用でも歯科用の強化プラスチック素材で白い歯にする事は出来ますが、時間経過と共にセラミックよりも早く色の変色が起こり、作り替える時期が早く来てしまい、患者様にもよりますがセラミックの方が長持ちとすると思います。

 

次に、身体への調和性が良い為にアレルギーの心配が無い事です。

保険適用の「銀歯」などは、金属アレルギーの原因になる事がありますが、セラミックはそのような心配がありません。

現在「銀歯」が入ってる方も、どこかのタイミングでセラミックに変える事をお勧めします。

 

長所が有れば、欠点も勿論あります。

 

セラミックは強度は天然歯と同程度あるのですが、衝撃に弱く、強い衝撃を加えると欠けたり割れてしまいます。

天然歯のように見えてもやはり作り物ですので、大切に扱う事が必要になります。

寝る時に歯ぎしりが多い方は、ナイトガードを使い歯を保護する物を装着する事をお勧めします。

 

次に、自由診療なので費用がかかる。

これは気になる方が多いと思います。

保険適用の歯は費用を抑えられるという利点がありますが、セラミックにしたいけど費用が高いので踏み出せない…という方は、とりあえず保険治療で治療して、少しづつ費用を貯めてセラミックにするという選択肢もあるのではないでしょうか。

 

このように、ご自身の歯に何を求めるかや、その時の経済状況によっても選択は変わってくると思います。

今、自分に合っている選択はどれなのかを見極めつつ、歯医者さんに相談する事が良いのでは無いでしょうか?

 

では、夏も残りわずかですが、体調に気お気をつけてお過ごし下さい。

 

 

 

 

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