こんにちは、能見台の歯科衛生士、荒井です。
最近、空気がすごく乾燥してませんか??
手も顔もカッサカサになっちゃうんですけど・・・。
乾燥といえば、私たちの口の中も意外と乾燥、するんですよ。
軽度だと自覚症状がないことも多いんですが。
口の中が乾燥してくると、ひどい場合は粘膜や舌が歯に張り付いたようになったり、傷が出来たりしてしまいます・・・。
口の中がパサついて、食事を食べ始める時に粘膜にしみるような症状が出る人もいます。
そして、口臭に結びつくことも・・・!
では、どのように対策したらいいか。
一言で言ってしまうと、やはり、潤すこと、が重要なんですね。
潤す、にもいくつか方法があって、1つは外から水分を与える方法です。
水などの飲み物をこまめに摂取したり(毎回大量に飲む必要はありません。口の中を湿らせるイメージでOK。)、お口専用の保湿剤を口の中に塗って保湿したり。
この「保湿剤」って、あまり一般的に知られていないのですが、今は複数のメーカーから色々な種類が出ているので、気になる方は歯医者さんで聞いてみてくださいね!
そしてもう1つの方法は、自分の唾液の分泌を促進させる方法です。
唾液を作っている部分(顎の周囲など)を優しくマッサージしたり、舌のストレッチをして唾液腺に刺激を与えて分泌を促進したり。
口の中に潤いを与える主役は、やはり唾液ですので、唾液の分泌を促進する方法も知っておいて損はないです。
口の中が乾燥していると、そこにいる細菌が増殖して口臭を発生しやすくさせてしまうと言われています。
今回は話しませんでしたが、この細菌にダイレクトにアプローチして口臭対策する手もありますが、お口の中が乾燥しやすい状態のままだと元の木阿弥になってしまいかねないため、お口の中の保湿が口臭対策の基本にもなると思って、意識的に潤してあげることがおすすめです!