こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の三坂です。
8月も後半に入りました。
7月から続く猛暑でかなり体力が落ちているのではないでしょうか?
そんな時にお口の状態も悪くなる場合があるやもしれません。
今回は、歯磨き剤についてお話したいと思います。
皆さんは、歯磨き剤をどのように選んでいますか、ドラッグストアやスーパーなどに行くと、
様々な薬効のある歯磨き剤が市販されていますが、CMで流れていたからやおしゃれなパッケージだからと、どれにしようか迷うくらいです。
症状別にどのような成分が配合されどのように使用するかで歯磨き剤を選ぶべきかご説明したいと思います。
歯磨き剤の主な目的は食べカスや歯垢をきれいに取り除いて、出来る限り口の中の細菌を減らして清潔に保つことです。
歯磨き剤の種類には、主にむし歯の予防、歯周病の予防、ホワイトニング用、知覚過敏対策用、口臭予防に効果があるものになります。
配合成分や種類は各メーカーで様々ですが、基本成分としましては、
1.研磨剤、歯の表面に付いた汚れを落とす作用
2.発泡剤、歯磨き剤を泡立てお口の中に行き渡らせる作用
3.湿潤剤、歯磨き剤を湿ったジェルやペースト状にする作用
4・粘結剤、歯磨き剤をの固形成分と液状成分を混ぜ合わせる作用
5・香味剤、歯磨き剤に香りを付ける作用
6・着色剤、歯磨き剤に色を付けて綺麗に魅せる作用
7・保存剤、歯磨き剤の劣化や腐敗を防止する作用など様々含まれています。
歯磨き剤選びは、ご自身の使用目的に合わせてチョイスしてみてください。
ブラッシングに自信のない方は、一度歯科クリニックでブラッシング指導を受けていただくと良いかもしれません。
歯ブラシでしっかりと汚れを落とすことで、歯みがき剤は効果を発揮してくれます。
歯科クリニックでしか買えない歯磨き剤もありますのでお気軽にご相談ください。
夏は気温と湿度が高い日が多く、体調を崩しやすい時期でもあります。
熱中症などに気を付けてお過ごしくださいね。