プレゼントを、どうぞ。

  担当: 歯科衛生士 荒井 | 2023.07.01

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

最近ではマスクをせずに外を歩いている人を見かけることも多くなってきましたね。

そうすると私は職業柄、人の口元をよく見てしまうのです・・・。

歯並びや歯の色合いも気になるのですが、まずパッと気になるのが、「何もしていない時、話していない時などに、口が開いているかいないか」です。

意外と多いんです、普段お口が開いたままになっている人。

唇が軽く閉じて、上下の歯は2~3mmほど離れて、舌の先が上の前歯の内側の歯ぐき辺りにふわっと触れている状態が正常ですが、上記のようなお口が開いたままの人は舌の位置が下がって、口で呼吸しがちだったり、口腔内が乾燥しがちでむし歯や歯周病が進行しやすかったり、そして、前歯が外側に広がったような出っ歯さんになりやすいです。

これは大人だけの話ではなく、特に小児でこのような好ましくない習慣が身について行ってしまうと、それに伴って口腔内のバランスも不安定な状態で発育が進んでしまうことがあります。

ここで私が何を一番伝えたいかと言うと、「小児の歯並びは、力で ”直していく” というより、好ましい方向へ ”導いていく” という考え方が大切」ということです。

歯だけでなく、お口周りの筋肉の使い方や、座る時の姿勢など、総合的に見ながら、健やかなお口を作っていく必要があるのです。

逆に言うと、歯だけでを見て綺麗な歯並びに直していったとしても、たとえば口呼吸や頬づえをつく習慣などが継続していると、矯正治療がスムーズに進みにくかったり、矯正治療が終わった後に歯並びのバランスが崩れやすかったりします。

もしお子さんの矯正治療を検討されている方は、上記のようにお子さんのお口、体の健康を総合的に見てくれる歯医者さんへ行っていただきたいです。

なお、上記のような小児予防矯正は健康保険が使用できないため自由診療となり、当院ですと、初期費用、月々の管理料(最短の治療期間の場合)を含め、合計で約70~80万円かかります。

 

毎日の食事での咀嚼。

無意識下での歯ぎしり。

酸性の食事や飲み物、などなど。

私たちの歯は、日々、過酷な環境で生きることを強いられています。

そんな中でもできるだけお子さんの歯、口、体へのダメージが小さくなるように。

お子さんを歯医者さんへ定期的に連れて行ったり、必要に応じて矯正治療を受けさせたりすることは、お子さんの人生スパンで見た時、大人からの一つの大きなプレゼントになると思います。

大切なお子さんのためにできることを、歯科医院で一緒に考えてみませんか。

 

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