ベストなパフォーマンスに近づけるために

  担当: 歯科衛生士 荒井 | 2023.05.16

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

最近ではインターネットやテレビなどでも目にする機会が増えてきた歯科の「インプラント」。

個人的な感覚では、「インプラント治療で口の中がこんなに良い状態になりました!」という内容よりも「インプラント治療でこんなトラブルに遭いました・・・。」という内容を目にする機会の方が多い気がして、とりあえず「インプラント=怖い」といったイメージをお持ちの方が増えているのではないか、と危惧しています・・・。

そもそも歯科のインプラント治療とは、むし歯や歯周病、歯の破折等で歯を失うことになってしまった部分を補うために行なわれるものです。

では、なぜ歯が欠損した部分を補うのか?

それは、私たちの口の中が「上下の歯が全て揃って綺麗に並んでいる状態」を想定しているからなんです。

どういうことかと言うと、たとえばむし歯で奥歯を1本失うことになってそのまま放置していると、その部分に面している歯が空いたスペースに傾いてきたり、舌や頬の粘膜が変形してその部分を埋めるように出っ張ったりしてきてしまいます。

歯の欠損が2本、3本と増えて空いたスペースがもっと増えてきてしまうと、私たちは無意識の内に残った歯で噛みやすい部分を見つけてそこの歯だけでご飯を咀嚼したりするようになり、顎の骨や周囲の筋肉のバランスが崩れてくることもあります。

私たちの口の中は、「上下の歯が全て揃って綺麗に並んでいる状態」でベストのパフォーマンスができるようになっているんですね。

ですので、歯を失ったら何らかの方法でその部分を補う必要があるのです。

その選択肢の内の1つが、インプラント治療、ということです。

他にはブリッジや入れ歯という選択肢もありますが、インプラント治療がこれらの選択肢と大きく異なる点(メリット)は、「治療のために今残っている歯に与えるダメージが基本的に少なく済む」という点です。

たとえばブリッジであれば、場合によっては歯が欠損した部分に隣り合った2本の歯の表面を全周大きく削って被せ物をすることがあります。

しかしインプラントは、歯が欠損した部分にイメージとしては1本の人工歯をそのまま植える感じなので、その部分単体で状況を改善することができるのです。

残っている歯は、できるだけ削らずに、傷つけずに、長持ちさせたいですよね。

ですので、もしあなたの口の中に、歯を失って空いたままのスペースがある場合は、歯医者さんでそのスペースを補うための方法をインプラント含め、相談してみてほしいです。

お口の中や全身状態等によってはインプラント治療が適していない場合もありますので、まず相談してみてください。

歯がない部分を、そのままには しないでください。

また、インプラント治療は基本的に自由診療となります。

当院では(症例によりますが)1本、約660,000円かかります。

詳細が気になる方はこちらをご覧になってみてください。

現状で好ましくない口の中の状態をそのままにして、時間と共に状況が改善していくことはありません。

何か問題があるとしたら、その問題をできるだけ早期に解決に近づけておきましょう。

 

 

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