ホワイトニングの作用機序について

担当: 副院長 辻上 | 2023.09.16

こんにちは!エムズ歯科クリニック能見台 副院長の辻上です。

今回はホワイトニングということでホワイトニングの作用機序についてお話させていただきます。

大きく分けて白くなり方は2つあります。

一つ目は薬剤が浸透することにより内部色素を化学的に分解して白くします。
メインは過酸化水素です。その過酸化水素をオフィスホワイトニングでは光が、ホームホワイトニングでは唾液や体温が補助することにより内部色素を分解します。

二つ目はマスキング効果です。
マスキング効果を説明するにはまずは歯の構造を理解しなくてはいけません。
歯はエナメル質と象牙質の二層に別れています。
イメージですが、歯の色は象牙質がクリーム色でエナメル質が半透明でクリーム色が淡くなって歯の色となります。また、エナメル質はエナメル小柱というものが連なっております。そのエナメル小柱を粗造にすることにより曇りガラスのようにすることにより象牙質のクリーム色を見えにくくすることにより白く見せております。
これがマスキング効果です。

下の歯よりも上の歯のほうがエナメル質が厚いのでマスキング効果は下の歯よりも上に表れやすくなっております。
また歯茎に近いところよりも先端のほうが厚みが厚くなっていますので白くなりやすいです。

そんなことを知らなくてもホワイトニングは出来ますが、やってる方は「へぇー」と思ってくれるといいかなと思います。

ホワイトニングは自由診療になります。
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