こんにちは。
能見台の歯科衛生士、荒井です。
最近は夏らしく暑い日も増えてきて、汗をかくことも多くなってきましたね・・・。
ちなみに、「汗」って、少しかく時よりも大量にかく時の方がサラッとした濃度の低い汗が出そうなイメージですが、後者の方が体から排出されるミネラルの量、濃度が増えるため、熱中症など体調が悪くなるリスクが加速度的にアップするそうです。
自分の体を、ちゃんと労わってあげましょうね!
さて、労わってほしいのは体だけでなく口腔内も、です。
私たちの口腔内にはたくさんの細菌が生活してまして、たとえば歯周病菌が増えると歯周病進行のリスクもアップしてきます。
そんな彼らが勢力を増しやすいポイント、つまり私たちの口腔内のウィークポイントの1つが、歯間、なんですね。
歯ブラシだけで除去できる歯垢は口腔内全体の約6割、とも言われており、それはつまり、歯ブラシで磨くだけではどんなに頑張っても口腔内に約4割の歯垢が長期間残ったままになる、ということでもあります。
では、どうすればいいのか。
歯間のクリーニング、が重要なのです。
歯間はフロス、糸ようじ、歯間ブラシ等で普段からクリーニングしておく必要があります。
使い方には少々コツもあり、これまで使用なさったことがない方には少し難しいかもしれません・・・。
しかし、だからと言って歯間のクリーニングをずっと行なわずにいると歯間に歯垢が蓄積し、歯周病菌などが増殖しやすい環境になってしまいます。
数ヶ月に1回の定期検診の時に歯間のクリーニングを受けるだけでは不十分なのです。
そもそも、フロスがいいのか、歯間ブラシがいいのか、など、個人ごとに適したケアグッズの選択も重要です。
自分にはどのケアグッズが適しているのか ご不安がある方は、来院された際に是非ご相談ください。
あなたに適した太さの歯間ブラシなど、ご説明いたしますね。