こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の三坂です。

季節が秋めいて来てだいぶ涼しくなってきましたね。

秋といえばやっぱり食欲の秋ですよね、食べ物が美味しい季節で皆さんは何が食べたいですか？

美味しい物をいっぱい食べるには、お口の健康が欠かせません。

今回は、歯肉（歯茎）についてお話ししたいと思います。

皆さんの歯肉は健康でしょうか、腫れていたり、血が出たりなど症状が出たりしていませんか？

歯肉の病気（歯周病）には、歯肉炎と歯周炎があります。

歯肉炎は、歯の周囲にある歯肉だけが炎症を起こし腫れている比較的軽度な炎症で

歯ブラシが届きにくい歯と歯の間や歯と歯肉の間に溜まった歯垢（プラーク）と歯石を除去してきれいにすることで治すことが出来ます。

ただ、歯肉炎を放置して悪化してしまうと歯周炎になってしまいます。

歯周炎とは、歯肉炎が進行した状態で歯槽骨にまで炎症が進み膿が出てきたり

歯を支えている骨が吸収し歯がぐらぐらして元の状態に戻すのが困難になり歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病は、進行してもほとんど痛みが出なく気付くのが難しい病気です。

歯を失う可能性のある歯周病ですが、予防することが可能です。

ご自身の歯のお手入れが大事になり、正しいブラッシングを身に付けて歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなどを併せて使うことにより予防に効果的です。

また、政府が進めている国民皆歯科検診がありますが、これは歯周病による毒性物質が歯肉の血管から全身に入り様々な病気を引き起こしたり悪化させたりすることに関与しているため

定期的な歯科検診により国民の口腔ケアと全身のケアを行い健康に保つねらいがあるようです。

そおためにも、かかりつけの歯科クリニックで定期的な検診やプラークの除去を行っていきましょう。