こんにちは!エムズ歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の戸谷です。
毎日暑い日が続いて夏を感じるようになってきましたね🌻
お子さまのお口の健康のために、どんなことが大切だと思いますか?
甘いものをダラダラと食べさせない、歯磨きをしっかりするなどのむし歯予防が思いつくのではないでしょうか🍭
では、歯を丈夫にする食品はご存知ですか?
歯を強くする=カルシウムと思う方が多いのではないでしょうか。
確かに歯の大部分はカルシウムでできているため、欠かせない栄養素ですが、カルシウムだけでは栄養が吸収できませんし、歯を支える歯ぐきをつくる栄養素も摂らなければならないため、バランスのとれた食事をとることが必要です。
歯を強くするためには、カルシウムをメインに、さまざまな栄養が必要です。
例えば、カルシウムを吸収するためにはビタミンDが、タンパク質を吸収するためにはビタミンCが必要です。
単独では吸収しづらい栄養素でも、バランスよく食べることで、効率良く栄養をとることができます。
🦷カルシウム
歯の石灰化を促す。乳製品、ひじき、しらすなど
🦷タンパク質
歯の基礎を作る。あじ、卵、牛乳、豆腐など
🦷ビタミンA
歯の表面にあるエナメル質を作る。豚、レバー、ほうれん草、にんじんなど
🦷ビタミンC
歯の大部分を占める象牙質を作る。ほうれん草、みかん、さつまいもなど
🦷ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける。バター、卵黄、きのこ類など
お子さまの食事は、よく噛んで食べる料理もメニューに入れてみてください!
やわらかい食事が多いと、なかなか歯は強くなりません。ごぼうやレンコンなどの根菜類も取り入れてみましょう。
よく噛むことであごが成長し、歯並びがきれいに整う下準備ができます。お口の周りの筋肉が鍛えられ、滑舌が良くなるなど、嬉しい効果がたくさんあります😊
ご紹介したものはお子さまに限らず、大人の方にも大切な栄養なので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください✨