こんにちは!エムズ歯科クリニック能見台歯科助手・管理栄養士の戸谷です。
日が落ちる時間が早くなり、季節の変化を感じるようになりましたね🍁
今回は「歯周病と歯周病に関わりのある栄養」についてお話したいと思います。
歯周病という言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?まずは歯周病について簡単に説明させていただきます。
🦷歯周病とは
歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌という菌に感染してしまい、歯茎が腫れる、出血する、歯が抜けてしまうなどの歯周組織にみられる症候群のことをいいます。
歯周病が進行してしまうとお口の中だけでなく、体の様々な部分に悪影響を及ぼしてしまいます。(例:糖尿病、心疾患など)
歯周病を防ぐためには歯茎を健康に保つ必要があります。
そこで歯茎の健康を保ち、歯周病を予防するのに大切な栄養素をご紹介させていただきます。
🦷ビタミンC
抗酸化物質であるビタミンCには、免疫力の向上だけでなく、歯茎の構成要素であるコラーゲンの生成に大事な栄養素です。
🦷ビタミンB群(B6、B12、葉酸)
コラーゲンの質を低下させるホモシステインの血中値を低下させ、コラーゲンの質を改善し、骨や歯茎の健康を維持します。
🦷アミノ酸
アラニン・プロリンなどのアミノ酸は、コラーゲン組成への働きかけを大きくしてくれます。また、アルギニンなどの非必須アミノ酸はコラーゲンの合成を促進してくれます。
どの栄養素も普段の食事から摂取することが可能ですし、サプリメントからも摂ることができますので、ぜひ毎日取り入れてみてはいかかでしょうか✨