新しく使えるようになった保険適応の白い詰め物について

  担当: 歯科医師 中保 | 2023.11.17

こんにちは。
最近うんと寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか。

今年は暑い日が長く続きなかなか秋を感じる機会が少なかったですがもう冬になってきましたね。

さて、今回は最近保険適応でできるようになった強化プラスチックの白い詰め物についてお話ししていきます。

詰め物というと昔は銀歯だけでしたが最近は材料の進化もあり、強化プラスチックでもできるようになりました。

そのメリットとデメリットについて以下で述べていきます。

メリット
・白いので目立ちにくい
・保険適応なので安価で済む

デメリット
・使用範囲が限られている
・プラスチックなので劣化とともに着色が生じやすい
・長持ちは保証できない

昔は銀歯ではなく白くしようと思うとセラミックという選択肢しかありませんでした。セラミックは基本的に自由診療で行われるため、費用的になかなかやりたくてもできないということが多かったかと思いますがこの強化プラスチックの登場で見た目も気にならない程度には治療できるようになりました。ただ、色のバリエーションが限られているのでセラミックほど見た目は良くはないのと、プラスチックという材料の性質上どうしても劣化とともに着色や菌がついてしまいやり替えのリスクは高いものになります。また、使用範囲も限られているのでもし気になる方は歯医者さんで自身がどこまでできるか聞いてみて下さい。

ではここからより寒くなってくると思いますが元気で過ごして下さいね。

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