みなさんこんにちは。
エムズ歯科クリニック能見台 金森です。
最近は風が冷たくなり冬を感じる日も増えましたが、体調などは崩していませんでしょうか?
冬はクリスマスやお正月など、イベントが盛り沢山で楽しみですね!
さて、今回は歯を強くする栄養についてお話します。
歯は、みなさんご存知の通りお食事をするときにとても大切な存在です。
年齢を重ねても、なるべく自分の歯で不便なく食事をするには、歯を弱らせないための予防が必要です。
それでは歯を強くするために必要な栄養素は何でしょうか?
それはカルシウムです。カルシウムは歯の健康を考える上でとても重要な栄養素となっています。
食事をするとお口の中は酸性に傾き、歯の表面からはリンやカルシウムが溶け出します。
その後、唾液の働きにより酸は中和され溶けていたリンやカルシウムも元の構造に戻ります。この流れを再石灰化と呼ぶのですが、カルシウムを充分摂ることで再石灰化はスムーズに働き虫歯リスクも軽減します。
また、大人になってからだけではなく、乳歯から大人の歯に移行する子供の時期にカルシウムを摂ることも歯の成長を助けるので、とても効果的です!
では、カルシウムを沢山含む食べ物は何があるでしょうか?
それは納豆や豆腐などの大豆製品、乳製品があります。また、小魚や干し海老にも多く含まれています。
カルシウムは不足しがちな栄養素なので、意識的に取り入れていきましょう!
また、カルシウムは単体で取り入れるよりもビタミンDと一緒に摂ることでより一層効果を発揮します。
ビタミンDは、キノコ類や鮭、サンマに含まれています。特にキノコは普段の料理にプラスして使うことができるので、手軽に取り入れやすいと思います。
ビタミンDやカルシウムを取り入れご自身の歯を強くし、これからもお食事を楽しみましょう!