こんにちは。
エムズ歯科クリニック能見台 管理栄養士金森です。まだまだ寒い日も続きますが、体調などはお変わりないでしょうか。
いきなりですが、皆さんはお食事をするときにどれくらいの時間をかけていますか?
1回の食事にかける時間は、20分以上が理想です。しかし、実際には時間が取れていない人も多く、特に朝ごはんなどバダバタした時間帯では15分未満という方がたくさんいます。
食事の時間が短くなると、その分噛む回数が知らぬ間に減ってしまいます。逆に時間をかけて食べてはいるけど、誰かと一緒に話しながら、テレビやスマホを見ながら、といったながら食べでも、噛む回数は少ないです。
では、噛む回数が減るとどのようなことが起きるでしょうか?まず噛むことが減ると、噛むという機能が落ちるので食事で噛めなくなってしまいます。そして、噛む回数が減ったり、噛めなくなることで、偏食になったり唾液の分泌量が減ります。唾液には、細菌から身を守る免疫機能を持っているので、唾液量が減るとその働きが行われなくなり歯周病や虫歯のリスクとなります!歯周病や虫歯になりそのまま歯を失い、また噛めなくなるという負のサイクルから抜けられなくなります。
ここからは、たくさん噛むための工夫をお教えします!
まずはテレビ、スマホを見ながらのながら食べや、話しながらの食事を控えることです。食事の時間を楽しむことで、自然と噛む回数も増えると思います。他にも根菜や海藻など噛みごたえのある食材を使ったり、大きめに切ったりなどの工夫もあります。
自分の歯で長く食事を楽しめるように、ぜひ普段の食事に取り入れてみましょう!