こんにちは。エムズ歯科クリニック能見台の松尾です。
最近、金属やブランド品の買取価格が高騰している、というニュースを見ました。
金属を含む物価の高騰、円安が関係しているようです。
ご存じの方も多いと思いますが、歯科治療においても金属材料を使用することが多々あります。
アマルガム合金
虫歯の治療で使用されていましたが、水銀が含まれているため現在はほとんど使用されていません。
パラジウム合金、銀合金
保険診療の虫歯治療で使用されます。一般的に銀歯というとこちらを指します。
強度が高いため広く使用されていますが、金属イオンが遊離しやすくアレルギーの原因にもなりやすい素材となります。
金合金
虫歯治療で使用されます。非常に柔らかい金属ではになじみやすいとされています。
白金加金
自由診療の虫歯の治療で使用されます。見た目はほかの金属と変わりありませんが、精度の高い被せものを作ることができるといわれています。セラミックが普及したことにより使用するケースは減ってきています。
チタン合金
体との相性がいい金属とされています。虫歯治療、入れ歯、インプラントなど幅広く使用されています。
コバルトクロム合金
主に入れ歯で使用される金属です。
このように様々な金属が使用されています。
気になることがありましたら歯科医師までご相談ください。