習慣をプレゼントする、という考え方。

担当: 歯科衛生士 荒井 | 2021.07.11

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

最近ではテレビのCMやインターネット上でもよく「予防歯科」というワードを耳にするようになりました。

予防、って、たしかにとても大切で。

でも 一朝一夕で完了するものではないため、日々の継続が必要となります。

「むし歯の予防のために この歯磨き粉を使いましょう。」

「このうがい薬を使うと歯肉炎の予防になります。」

こうした文章を目にして、普段のケアグッズを選び、購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、「予防歯科」が重要な理由は上記のような側面の他にもう一つあると私は考えています。

それは、年齢を重ねた時にも体に残る「習慣」となる、という側面です。

私は歯科の訪問診療にも携わっており、日常的に施設の高齢者の方と接する機会が多いのですが、

「子どもの頃、親に毎日丁寧に歯磨きをするよう言われていた。」

と仰る方は、食後の歯磨きが習慣となっており、施設職員の方から促されなくとも自ら進んで歯磨きをなさいます。

また、認知症で自ら歯磨きを開始することができない方でも、職員の方が歯ブラシを見せて手に持たせると慣れた手つきで歯磨きを開始してくださったりします。

昔からの習慣というのは、体にしみついているんですね。

(そうした習慣・記憶を”手続き記憶”といい、認知症になってもかなり長期に渡って残る記憶と言われています。)

そうした方々は、たいてい、お口の中に残っている歯の数も多いです。

つまり、予防歯科は、歯や歯ぐきなどの健康を保つために重要であると同時に、口腔内をできるだけ良い状態でキープするための習慣づくりとしても重要、ということです。

ご自身の口腔内はもちろんですが、ご家族の口腔内も健やかに保つために、予防として今 何ができるか、当院で一緒に考えてみませんか。

 

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