ドライマウス

担当: 管理栄養士 金森 | 2022.10.26

こんにちは。

エムズ歯科クリニック能見台 管理栄養士の金森です。

最近は暑さも和らぎ、特に朝晩では涼しさも感じ始め秋めいてきましたね。

涼しくなり過ごしやすくなる一方で、気になるのが乾燥。皆さんも冬はお肌の乾燥など悩むことはありませんか?

乾燥は肌以外にも、いつもより喉が乾いたり、寝起きは喉がカラカラだったりとお口の中でも感じると思います。今回はドライマウスのお話をしようと思います。

ドライマウスは、唾液分泌の減少と脱水の2つの原因があります。何らかの疾患によりこれら2つの原因が起こって口渇感を感じることもありますが、お口の中のみ乾燥してる場合は口呼吸をしてることが多いです。

口呼吸が習慣になっていると、どうしてもお口の中は乾燥してしまいます。

 

ドライマウスを放置していると、様々な不調を引き起こす可能性があります。例えば、唾液の働きが低下することで口腔内細菌が乱れ、歯周病や虫歯が進行することや、舌炎などの粘膜疾患や、口臭などです。

そんなドライマウスですが、食事の摂り方で対策することができます!

ドライマウスで注目する栄養素はいくつかありますが、今回はタンパク質、ビタミンC、鉄の3つに限定してお話します。

この3つの栄養素が大切な理由は、コラーゲンを作るのに必要不可欠だからです。コラーゲンは、粘膜や皮膚を強くする働きを持っています。そのためコラーゲンが不足すると、皮膚がカサついたり、粘膜の萎縮が起きます。

それでは、どのような食材を食べればこれらの栄養素を摂ることができるでしょうか。

 

まずタンパク質はとてもイメージが付きやすいと思います。肉や魚、卵、大豆製品などですね。動物性と植物性と種類があるので、どちらもバランス良く摂ることがポイントです!

続いて鉄です。鉄というとレバーのイメージがありますが、ほかの食品にも多く含まれています。例えばあさりや小松菜、ほうれん草などです。またお肉にも多く含まれています。

最後に、ビタミンCです。ビタミンCというと柑橘系の果物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、柑橘系に限らずキウイフルーツや柿、いちごなど他のフルーツにもビタミンCは豊富です。また、パプリカやブロッコリーなどの野菜にも多く含まれています。

いくつか栄養素や食材を挙げましたが、食事をするときに大事なことはバランス良く食べることです。いつもの料理にプラスして、体の中から乾燥を防ぎましょう!

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