こんにちは。

エムズ歯科クリニック管理栄養士の金森です。

11月に入り空気の冷たさを感じると同時に、今年もあと少しということに驚きを隠せない毎日です。

みなさんは歯医者での治療というと、どのようなイメージを持つでしょうか。多くの方が虫歯の治療を思い浮かべるのではないでしょうか。実際、歯医者では虫歯の治療が多くを占めています。また虫歯と同じように口腔内のトラブルとして、歯周病が挙げられます。今回は歯周病のお話です。

歯周病とは、歯垢が溜まることにより歯茎に炎症が起こる症状です。初めは歯茎が腫れたり、出血など比較的症状も軽いですが、進行すると歯茎が下がったり歯を支えている周りの骨が溶けてしまいます。

歯垢は毎日の歯磨きで歯表面の汚れを落とすことはもちろん、歯の隙間に溜まりやすいためフロスなどで対策することが大切です。

また、食事に気を遣うことで歯や歯茎自体の健康を向上させることもできます！

例えばビタミンCでは、抗酸化作用を持っているため免疫力をアップさせたり、コラーゲンを作るのに必須の栄養素です。果物に多く含まれているので、朝食や間食で是非取り入れてみてください。

また骨を強くするイメージのあるカルシウムは、歯を構成するのにも必要です。カルシウムは、乳製品や大豆食品に多く含まれており、きくらげやしいたけに多いビタミンDと一緒に食べることで吸収率もアップします。

これらの栄養素を普段の食事に取り入れて、歯周病の予防を行なっていきましょう！