みなさんこんにちは。
エムズ歯科クリニック能見台 管理栄養士の金森です。
少しずつ気温も上がり春めいてきましたね。
私は春が一番好きなので、この季節になると自然と気持ちが上がってきます!
さて、今回お話するのは虫歯と栄養についてです。
歯医者に治療へ行く、というとまず一番に虫歯の治療が思いつくと思います。虫歯を予防するには普段の歯磨きやフロスといったセルフケアが大事になりますが、食生活でも予防を後押しすることができます!
今回は虫歯の対策にはどんな栄養素が必要なのかお話したいと思います。
虫歯予防で大切になる栄養素は大きく分けてカルシウム、ビタミンA、ビタミンCの3つになります。
まずはカルシウムです。
みなさん象牙質とは何かご存知でしょうか?象牙質とは、歯を構成する組織ですがこの象牙質はほとんどがカルシウムでできています。また歯の表面を構成しているエナメル質を強くする働きももっています。そのため、カルシウムは虫歯予防においてとても重要な栄養素です。
カルシウムはチーズやヨーグルトなどの乳製品や、ひじき、大豆などに含まれているので、普段の食事に+αで取り入れやすいです!
次にビタミンAです。ビタミンAは先程でてきたエナメル質をつよくしたり、抗酸化作用を持っています。ビタミンAはかぼちゃや人参、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。
最後にビタミンCです。
ビタミンCも歯の健康を守るうえで大きな役割をもっています。ビタミンCは象牙質を作る栄養素であるため、カルシウムと同じように強い歯を作ります。また、みかんやレモンなどのフルーツや、ピーマン、ブロッコリーなどといった野菜類にもビタミンCは多く入っているので積極的に取り入れていきましょう!
普段の食生活を意識することで、歯の健康を守ることができ楽しく食事を続けることが出来ます。今日お話した栄養素を是非みなさん取り入れて見てください!