こんにちは!
エムズ歯科クリニック能見台副院長の辻上です。
今回のテーマは歯肉ということで、私からは歯茎下がり及びその治療について説明させていただきます。
突然ですが、皆さんの中に「若いころに比べて歯が長くなった」と感じている方はいらっしゃいますでしょうか。
その原因は実は歯茎にあります。歯茎が下がったことにより相対的に歯が長くなって見えるのです。
ではなぜ歯茎は下がるのか
理由はいくつかありますが、その一つに歯ブラシがあります。
当然、歯ブラシは毎食したほうがいいのですが、そのやり方を間違えてしまうと悪影響になることもあるのです。
その間違ったやり方とは、ずばり「ブラッシング圧」です。
あまりにも力が強すぎるとその力を嫌がって歯茎が下がってしまうのです。また更にそのやり方を続けると今度は歯が削れてきてしまい、知覚過敏により「痛い」と感じることもあるでしょう。
では次にその治療法ですが、根本的に解決するのは「歯ブラシ指導です」適切な歯ブラシをすることによりこれ以上の進行を防ぐことができます。
ただ、元に戻ることはありません。そこで行うのが歯茎の移植(結合組織移植術)です。
簡単に説明すると上顎のお肉を下がってしまった歯茎に移植します。
ただ、こちらは保険適用外となり場所と状態によりますが約11万で当院では治療を行っております。
歯茎下がりの原因がこれではないこともありますので、気になっているかたがいらっしゃいましたらお気軽に歯科医師にご確認ください。