みなさんこんにちは!エムズ歯科クリニック下落合、管理栄養士の中澤です。
本日は口腔機能向上のための食事についてお話しします!
私は最近、訪問歯科に行っており、老人ホームや、高齢な方のご自宅に伺うことがあります。
そこで出会った患者さまのお悩みは様々ですが、
「食べ物が口の中に残るようになった」
「唾液が少なく口の中が乾燥するようになった」
など、冬になり乾燥が続くと、このような不調をよくお聞きします。
そこで、口腔乾燥の改善のために「唾液分泌を促進する食材や食事への取り入れ方」についてご紹介します!
唾液分泌を促進する代表的な食材は、酸味のある梅干しやレモンが知られています。
ただし、口腔内の状態により痛みの増強や状態悪化、むせを生じるため、特に高齢者には注意が必要です。
他には、昆布や納豆に含まれる「うま味」が唾液分泌を促進してくれます。
中でも「グルタミン酸」と呼ばれるうま味成分は、特に唾液分泌を促進してくれることが報告されています!
また、昆布が苦手な方ではトマトやチーズにも昆布と同じグルタミン酸が豊富に含まれているので、普段の食生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
乾燥した季節が続くと思いますので、皆さん体調には気をつけてお過ごしくださいね◎