こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台院長の長谷川です。
本格的な夏が到来し、毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。冷たい飲み物やアイスクリームが美味しい季節ですが、歯がキーンと染みることはありませんか?体調はもちろん、お口の健康にも気をつけて、この夏を元気に乗り切りましょう。
さて、今月のテーマは「虫歯治療の痛み」についてです。
歯科医院に対して、「痛い」「怖い」というイメージをお持ちの方は少なくありません。特に虫歯治療において、痛みに不安を感じて受診をためらってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、現在の歯科治療は技術や機器が進歩しており、皆様が想像されるよりもずっと痛みを抑えた治療(無痛治療とも呼ばれます)が可能になっています。
当院で行っている、できるだけ痛みを少なくするための工夫をいくつかご紹介します。
1. 表面麻酔の塗布(ジェルの麻酔)
注射の針が刺さる時の「チクッ」とした痛みを防ぐため、まずは歯茎にジェル状の表面麻酔を塗ります。これにより、歯茎の感覚が麻痺し、注射器が入る感覚をほとんど無くすことができます。
2. 極細の注射針の使用
麻酔液を入れる針は、細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。当院では、歯科用として非常に細い針を採用しており、患者様の負担を最小限に抑えています。
3. 麻酔液の温度管理
冷たい麻酔液が急に体内に入ると、温度差によって痛みや違和感が生じることがあります。そのため、麻酔液をあらかじめ体温と同じくらいの温度に温めておくことで、注入時の刺激を和らげています。
4. 電動麻酔器の活用
麻酔液を注入するスピードや圧力が不安定だと、痛みを感じやすくなります。コンピューター制御の電動麻酔器を使用することで、一定のゆっくりとしたペースで麻酔液を注入し、圧迫感や痛みを大幅に軽減します。
ここまでの工夫で麻酔がしっかり効いてしまえば、その後の歯を削る処置中に痛みを感じることはほとんどありません。
さらに、治療中の不快な音や振動が苦手という方には、こまめにお声がけをしながら、患者様のペースに合わせて丁寧に治療を進めていくことを心がけています。もし治療中に少しでも痛みや違和感があった場合は、遠慮なく左手を上げて合図してくださいね。
虫歯は早期に発見し、早期に治療を開始するほど、削る量も少なく済み、結果として痛みも最小限に抑えることができます。「痛いのが嫌だから」と放置してしまうと、症状が進行してますます大変な治療が必要になってしまいます。
不安なことや気になることがあれば、どんな小さなことでもぜひご相談ください。私たちと一緒に、痛みのない健康な歯を守っていきましょう。皆様の定期的な歯科検診へのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。


