子どもの悪習癖が歯並びに与える影響とは?

担当: 歯科医師 金森 | 2026.08.21

こんにちは。エムズ歯科クリニック下落合の金森です。

夏休みが近づき、お子さまと過ごす時間が増える季節になりました。暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。普段は気づきにくい、お口の癖や生活習慣に目を向ける良い機会でもあります。

診療では、「指しゃぶりはいつまで様子を見ていいですか?」「口がいつも開いています」「頬杖や舌を前に出す癖は歯並びに影響しますか?」といったご相談をよくいただきます。歯並びは遺伝だけで決まるものではなく、成長期にはお口の周りの筋肉や舌の使い方、呼吸の仕方など、日々の習慣も影響することが知られています。特に、長期間続く指しゃぶりや舌突出癖、口呼吸は、開咬や上顎前突、歯列の狭窄などとの関連が報告されています。

大切なのは、「癖を無理にやめさせる」ことではなく、その原因を一緒に考えることです。鼻づまりによる口呼吸であれば耳鼻科との連携が必要な場合もありますし、舌の使い方にはトレーニングが有効なこともあります。また、成長に伴い自然に改善する習癖もあるため、年齢や歯の生え変わりの時期を踏まえて経過を見ることも重要です。当院では、お子さま一人ひとりの成長に合わせて歯並びや噛み合わせ、お口の使い方を確認し、必要に応じて小児矯正の適切な時期をご提案しています。小児矯正は一般的に保険適用外の自由診療となります。

夏休みは、お子さまのお口の成長をゆっくり見守る良い機会です。毎日の小さな癖に気づくことが、将来の健やかな歯並びにつながる第一歩になるかもしれません。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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