2018.04.16  担当:能見台 歯科衛生士 荒井

できるだけ長く、美味しく召し上がっていただくために。

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

 

皆さんは歯科の「矯正治療」に対してどんなイメージを持ってらっしゃるでしょうか?

歯並びが綺麗になる。審美性が向上する。

そう言って歯科医院で矯正治療を勧められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも私は歯科の訪問診療にも携わる中で、「年齢を重ねて口腔内の環境が悪くなってきたとき(唾液の分泌量が減ってお口の中の自浄作用が低下したり、歯周病で歯ぐきが下がって歯の根がむし歯になりやすくなったりします。)や、どうしても歯磨きの巧緻性が低下してきたとき(今までと同じように磨いているつもりでも気が付かない内に磨き残しが増えてきたりします。)に存在している歯列不正(歯並びの悪さ)は、むし歯や歯周病の進行を加速させやすくする要因になってしまう。」と実感するようになりまして。

中には年齢を重ねた後、年齢以外の理由も相まって 自分では歯磨きできない状態になる方もいらっしゃるのです。

そういうときに、真っ直ぐな歯並びの方と比較すると、歯列不正がある方の方が やはりむし歯・歯周病のリスクが高くなりますし、その結果 失う歯が一本、また一本、と出てくると無意識の内に噛み方のバランスが崩れて筋肉や姿勢のバランスにも悪影響を及ぼすことがあります。 (上手く噛み締められない口腔内だと転倒のリスクも上がります。)

もちろん 歯列不正があってもむし歯・歯周病が進行しづらい口腔環境の方もいらっしゃいますが、私は歯科衛生士なので、現状 リスクと考えられる部分はなるべく改善しておきたいと思うのです。

当院では矯正治療に関するご相談も承っておりますので、「その内 ちょっと話だけでも聞いてみたい。」という方はお気軽に仰ってくださいね。

 

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