2019.03.21  担当:スタッフブログ

受け入れるということ。受け入れられるということ。

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

先月から、映画鑑賞を趣味にしています。(以前から映画鑑賞は好きだったのですが、最近はほとんど観られていなかったのです・・・。)

ということで、今回観てきたのは・・・、「グリーンブック」です。

タイトルになっている「グリーンブック」というのは、アメリカで黒人が利用可能な施設が記された旅行ガイドブックのことです。

1936~1966年まで毎年出版されていたそうですが・・・、意外と最近のことですよね。

テーマがテーマなので、かなり覚悟して観に行きましたが、ユーモアも交えながらのストーリーで、一言で言うなら「痛快な作品」でした。

私自身は昔、親の仕事の都合でアメリカに一時期住んでいたことがあったのですが、とにかく英語が分からなくて・・・。

でも同じアパートに住んでいたアメリカ人(?)の高齢男性(クリスチャン)は私とすれ違う時にはいつも英語で私のために祈ってくれて。

なんて言っているのかよく分かりませんでしたが、「彼女(私)が今、生きるための糧を神様から与えられていることを感謝している」「今日も一日健やかに過ごせるように」と、祈ってくれているのは分かりました。

あの時の経験が、今の私の外国人に対する考え方の原点になっている気がします。

外国人である私を、あのおじいさんが受け入れてくれたということへの感謝。

そして、国籍が違っても、言語が違っても、宗教が違っても、肌の色が違っても、私はあのおじいさんのように他者を受け入れたい、と。

そうそう。今回の映画を観に行った時は、公開から3週間ほど経っていたのに、ほぼ満席でした!

こういうテーマの映画をこれだけたくさんの人が関心を持って観に来る日本であることが なんだか嬉しかったです。

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